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Diving in Chuukチューク・ダイビング情報

どこを潜っても絵になる景色
沈船から癒しの景観までバリエーション多数

チュークのダイビング事情

チューク環礁は丸い環礁としては世界最大級と言われており、 周囲200kmにわたり、天然のサンゴの壁が環礁内にある島々を囲んでいます。
かつて日本が統治し、海軍基地司令部が置かれていたチュークの環礁内には、多くの船が停泊していました。 しかし1944年2月、米軍機動部隊の空襲を受け、たった2日間でほぼ全ての船が沈んでしまったのです。 それから70年。チュークの環礁内に沈んだ船達は、その広大な環礁に守られ大きく崩れることもなく、当時の様子を色濃く残しています。 沈船ダイブと聞くと少し怖いイメージを抱くかもしれませんが、実際は沈んだ船は多くのサンゴや魚たちの棲み家となり、 色鮮やかでマクロ派も満足出来る漁礁となっています。
また、チュークでダイビングをする人にとっての憧れのポイント「キミシマ環礁」もこのエリアの魅力の一つです。 アウトリーフにある「キミシマ環礁」はチュークの沈船ポイントや前述の「シャークアイランド」 などの冒険心くすぐるエキサイティングなポイントとは打って変わり、 透明度50mオーバー真っ青な「ミクロネシアブルー」が印象的な癒しの海が特徴です。 風の穏やかな5-10月の中でも海況が良い時に行くことが出来るキミシマ環礁は、夏場限定のレアポイントです。 チュークで潜るのであれば一度は潜りたいと多くのダイバーを魅了しています。

チューク・シーズナリティChuuk Diving Seasonality

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気候 6~10月は雨季で
スコールが増え風が落ち着く
11月~5月は乾期で風が強くなる
平均気温 年間を通して28-30℃
平均水温 年間を通して30℃前後
見られる生物 リーフ内(沈船ポイント、シャークアイランドなど)は
波風の影響を受けにくいので通年可
海が穏やか
- 遠征ポイントのキミシマ環礁に行きやすい -

※あくまでも目安ですピークになる日が前後したり、群れの大きさが変わることがあります

チューク ダイビングシーズン

6~10月は雨季。雨季といっても一日中雨が降る日はほとんどなく、スコールが増える程度です。 この時期は、台風や熱帯低気あるが発生しない限り風が弱まり海は穏やかになるので、アウトリーフへの遠征はこのシーズンがベスト。
11~5月は乾期。季節風の影響で風が強く吹きます。波が高くなるのでアウトリーフへの遠征はできなくなりますが、 環礁に囲まれたインリーフ内にある沈船ポイントなどは、あまり波風の影響を受けにくいので、沈船メインの方にはこの時期もお勧めです。

チューク ダイビングスタイル

沈船ポイントは、水中ブイにボートを係留します。ブイのロープは沈船に結ばれていますので、潜降・浮上はロープ沿いに行います。
減圧潜水はしませんが、浮上には十分な時間をかけています。ガイドの指示に従って、しっかり安全停止を行いましょう。 沈船は水中ライトがあったほうが楽しめます。特にペネトレーション(船内探索)を希望される場合は水中ライトを持参すると一層楽しめます。 (現地サービスでレンタルも可能です)

チュークのダイビングサービスChuuk Diving Service

チューク ダイブポイントChuuk Diving Point

>チューク ダイブポイント
沈船ポイント
【富士川丸】
【富士川丸】
チュークで最も有名な沈船。初心者から上級者まで人気の高く、比較的浅い場所に沈んでいます。 全長130mオーバーの船体には多くのサンゴや魚が付き、非常に見事な景観。ギンガメアジが群れていることもしばしば。
【平安丸】
【平安丸】
全長約160mとチュークに沈む沈船の中では最大級の大きさ。横倒しに沈んでいる姿が印象的です。 船の内部、エンジンルームにも入ることができますが、暗く狭いので上級者向けのコースです。
【日豊丸】
【日豊丸】
甲板に積まれた装甲車が人気。他にも高射砲やトラックのフレーム、対戦車砲が積まれています。 船周辺ではギンガメアジやバラクーダが見られることも。深度が深いので中級者以上向けのポイントです。
【山霧丸】
【山霧丸】
この輸送船は雷撃を受け、チュークで修理をしているところで空襲に出会ってしまい沈んだ船です。 底付近には魚雷で被弾した穴が開いていて、船倉と繋がっているため甲板側から通り抜けできます。
【神国丸】
【神国丸】
サンゴやソフトコーラルにびっしり覆われており非常に美しく人気の高い船。 主に船の外周を潜りますが、船橋内やエンジンルームに入ることも可能です。
インリーフ
【シャークアイランド】
【シャークアイランド】
その名前の通り、小さな無人島の周りに沢山のサメが生息する、チュークで一番のシャークポイントです。 グレイリーフシャークやブラックチップリーフシャークを目の前で見ることができます。 世界でも珍しいサメのクリーニングシーンが見られることでも有名です。
【トレジャーズリーフ】
【トレジャーズリーフ】
ボートで5分ほどの場所にある近場ポイント。水深3~7m付近はギンガハゼ天国です。
普段はマクロ中心ですが稀に大当たりがあり、80匹ほどのバラクーダの群れ、 サメ、イルカが一本のダイビングで見れたこともありました。
アウトリーフ
【キミシマ環礁】
【キミシマ環礁】
チューク環礁の南にあるもう一つの環礁で、非常に人気の高いポイント。 海面から一気に100m以上落ち込む大ドロップオフを、高い透明度の中泳ぎます。
アケボノハゼやヘルフリッチが水深30m、アオマスクやサロンパスもかなり浅い水深で見られます。 中層にはサメやツムブリ、バラクーダなどが泳ぎ、マクロからワイドまで幅広く楽しめるマルチなエリアです。
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