


アレキサンダー大王が建設し、クレオパトラの恋の舞台ともなった街、アレキサンドリア。
紀元前3世紀には、プトレマイオス朝の首都となり、地中海文化の中心として繁栄を築いた。
ローマ時代、イスラム時代にも、地中海都市として栄えたこの街は、様々な文化の交差点でもあり、他のエジプトの都市とは少し異なる、他の文化の色も垣間見ることが出来る。
後に首都がカイロに移されて以降、19世紀の近代化が始まるまで、アレキサンドリアは数百年の間、歴史上から忘れ去られた街となっていたが、現在では、エジプト第2の都市となり、エジプト最大の港町として活気ある街となっている。
■ポンペイの柱
ローマの皇帝、ディオクレティアヌス帝が建てた図書館の柱とされ、高さは焼く27m、アスワンの花崗岩で造られている。脇にはスフィンクスがあり、ローマの文化とエジプトの文明が交差している姿が見どころ。
■コムエルシェカファのカタコンベ
本来は2世紀に造られた貴族の墓地だったが、後に共同墓地となった。地下3階にまで及ぶ深い構造で、階段を下っていくと墓の跡のほか、参拝客が食事をした部屋の跡も残されている。
1900年にロバが偶然墓穴に落ちたことから発見された。
■カイトベイの要塞
北の入り江の先端にある要塞。かつてこの場所には、高さ約125mを誇り「世界の7不思議」とも称されるファロスの灯台が建っていた。要塞の内側には、モスクと博物館がある。要塞へ続くプロムナードは、地元の人々の憩いの場であり、若者のデートスポットとなっている。取り囲む海の底には、かつての文明の遺跡が広がっている。
■アレキサンドリア図書館
プトレマイオス1世が開いたとされるアレキサンドリア図書館は、ヘレニズム時代には、世界最大の図書館として名を馳せ、アレキサンドリアがその当時、世界の学術の中心として輝きを放つシンボルともなった。