タイのタオ島、今しか撮れない水中写真 - ダイビングブログ

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タイのタオ島、今しか撮れない水中写真

こんにちは。タイのタオ島とカオラックからビッグブルーダイビングから現地情報です。

こちらタオ島は、今年の4月~6月にかけてお天気が有り得ないくらい良かったです。いや、実際、良過ぎたのでした・・・。33度という高水温が長い間続いたため、6月に入りサンゴやイソギンチャクが白化し、我らダイバーはなかなか下がらない水温のなかなす術も無く白化現象を見守るしかなかったのです。そして、6月も終わりに近づいた頃、ついに水温が下がり始めました。今は30度で安定しています。30度、と聞くととても高く感じられるかも知れませんが、もともと水温が高いタオ島の海は、29度~31度が当たり前で、その高水温に適応した生物が繁殖している海です。他の海ではサンゴが死に始める水温30度も、ここのサンゴはとても喜んでいるのです。現在、白化していたサンゴやイソギンチャクに色が戻ってきているところです。特にイソギンチャクは強い生命力を持つ生き物と言います。水温が下がった今、あっという間にもとの元気な状態に戻ることでしょう。

先が見えないときはそんな余裕も無くただただとても心配した白化現象でしたが、今は自然の回復力と偉大さを改めて実感しるとともに、これはとても珍しく今しか見れない現象なのだということに気付かされます。ダイバーとして目の当たりにする環境問題について考える機会であります。出来ることから僕自身地球に優しくいけるよう暮らしていきたいものです。また、散り逝く花弁のような儚い美しさというか、白化したサンゴやイソギンチャクの幽玄な美しさには目を見張るものがあります。下の写真のセンジュイソギンチャクも、元気なときは褐色ですが、白化の過程で、触手の先端だけに淡い紫のグラデーションが残りとても美しいです。

水中写真の被写体として報道的にもアート的にも意味のある対象と言えるでしょう。期間限定の美しい写真を撮るのなら今だけです。近々来られる方は是非狙ってみて下さい。

Filed under: 未分類 — admin 12:21 AM
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