
世界屈指のダイブサイトに囲まれた、
至福のダイブリゾート
誠に申し訳ございませんが、只今、バリカサグの募集型主催旅行は行っておりません。
幾度となくダイビング誌に取り上げられているフィリピン屈指のスーパードロップオフポイント「バリカサグ」は、
もはや中級以上のダイバーには説明不要なのかもしれない。
有名になりすぎて、ついには1日上限150人までのダイバー規制が敷かれてしまったほどだからだ。
ただしその知名度は、お隣ボホール島を拠点に1時間かけて遠征するダイブサイトとしての話。
実はこの島に宿泊できるダイブリゾートがあることは、あまり知られていない。
その名も「バリカサグアイランドダイブリゾート(略称:BIDR)」。島唯一の宿泊施設。
早朝からナイトまで最大で1日4本すべてを
あのバリカサグで潜れてしまうダイバー垂涎のリゾートライフを紹介しよう。
写真・関戸紀倫 文・大野幸隆
多くの周辺ショップが目指すスペシャルポイントが目の前に!
島一周、水深200mオーバーのドロップオフ
例えば、リゾート目の前のビーチからエントリーしてみる。 眩いほどの白砂とその上に群生する見事なサンゴの森を、ウミガメやグルクンの群れを楽しみながら進むことわずか30m。 そこには、垂直に落ち込む底の見えない断崖絶壁。
つまり癒しのハウスリーフダイブと、大型回遊魚との遭遇にドキドキのウォールダイブを同時に楽しめてしまう、それがバリカサグなのだ。
ギンガメアジをじっくり見たいならバリカサグステイが絶対オススメ
このギンガメトルネードを見たければ、バリカサグステイを強くお勧めする。 なぜか?それは彼らと遭遇できる可能性の高い、午前10時前のモーニングダイブができるのは、BIDRだけだからだ。 ボホール島に約60件あるダイビングサービスはみな9時前後に出港し、一斉にバリカサグ島を目指す。 だから10~14時の間は島の周囲には規制上限の約150人のダイバーで大賑わい。 ギンガメアジはシャイなのでダイバーが多い時間帯には30m以深に下がってしまうことが多い。
8~10時頃には水深10~15mの辺りでの遭遇率も高く、ダイバーはほぼ島の宿泊客だけの独占状態。 さらに朝食前の時間帯には水面に近い棚付近にいることも多く、光が届く絶好のシャッターチャンス。 このゴールデンタイムに潜れるのは、島に泊まっている方だけの特典、というワケだ。 リピーターに、ワイドフォト派ダイバーが多いのもうなずける。
現地スタッフに聞く、バリカサグの魅力
中層を彩るのは、フュージュラ、グルクマ、カスミチョウチョウウオやムレハタタテダイの群れ。 生き生きとしたカラフルなサンゴとそこに群れるハナダイやスズメダイなど、息つく暇がないくらいの魚影の濃さに心踊ります。 ボホールから1時間の距離でこんなに違うなんて、バリカサグにダイバーが集中するのも納得です。
リゾートに滞在すれば、どのポイントまでも5分もかからず、船酔いや移動疲れの心配が少なく、ダイビングに集中できます。 また、早朝や午後などダイバーが少ない時間帯にダイビングできるので、貸切状態の海を楽しめるのも魅力の1つじゃないでしょうか。
そしてダイビング後は、海辺でマッサージもよし、ビールを片手にサンセットを楽しむもよし、 満点の星空を眺めるもよし、のんびりリラックスタイムをお楽しみ頂けます」
ダイブサイトの紹介Dive Site
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- ダイビングポイントはすぐそこ!
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バリカサグ島のまわりにダイビングポイントが点在!
どのポイントも島からすぐなので船酔いの心配もなし
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- リゾート前、ビーチエントリーでギンガメ!
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迫力のギンガメトルネードが見られるポイント「サンクチュアリ」はリゾート前。 保護区にもなっている豪快なドロップオフエリア
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- ビーチは白砂の楽園
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浅瀬は白砂だが抜群の透明度で非常に気持ち良い!
あちこちで見られるサンゴの群生も見事
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- 初心者からベテランまで大満足
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水深の浅い砂地、その先には大物が回遊するドロップオフ。
ゆったりもハードにも楽しめるのでスキルレベル問わず楽しめる
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- 点在するサンゴの根
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砂地にはあちこちに根があり、ソフト、ハードコーラルが咲き乱れる。 周囲を泳ぐハナダイがさらに華やかさを演出!
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- ウミガメと一緒に撮影可
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とにかくウミガメがたくさん。しかも近づいても逃げることもない。
ウミガメとの2ショットにチャレンジ!
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- じっくりのんびり撮影できます
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保護区に指定されているエリアが多く、漁が禁止されているため生物もフレンドリー。 じっくり撮影することができる
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- バラクーダなども回遊魚も登場
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ドロップオフ沿いを潜るから、回遊魚との遭遇率も抜群。
サンゴを見ながら中層も常にチェック!
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- 迫力満点のギンガメ玉
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これがバリカサグ名物、ギンガメ・トルネード!
数百ものギンガメが群れになっている光景は圧巻
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- ケーブポイントもあります
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ドロップオフだけではなく、ケーブやアーチなどの地形ポイントもあり。 バラエティ豊かな海中景観が楽しめる
バリカサグ島の紹介Balicasag Island
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- 一周たったの30分。穏やかな時間が流れます
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歩いても30分ほどで島を一周できてしまうバリカサグ島。
海に入ればどこも魚だらけのダイブスポット
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- バリカサグアイランドダイブリゾート
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リゾートは「バリカサグアイランドダイブリゾート」一件。 ゲストの多くがダイビング、スノーケリング目当ての方々
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- 客室は独立型のコテージタイプ
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ダイビングリゾートらしくコテージ前に器材が干せるスペースもたっぷり。使い勝手も抜群
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- ツインルーム客室
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豪華なリゾートではありませんが、シンプルでキレイ、可愛らしい客室
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- 団体旅行にもオススメ
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コテージタイプの客室以外にも二段ベットの大部屋もあり。 学生やショップツアーなど夜もワイワイ楽しみたい方にもオススメ
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- 併設レストラン
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目の前のビーチを一望できる吹き抜けのレストラン。潮風がダイブリゾートにいることをより実感させてくれる
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- 料理は日本人好みのテイスト
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レストランでは日本人の舌にあった多国籍料理が楽しめる。日替わりなので飽きもこない
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- フィリピン料理からハンバーガー、麺類も
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ダイビング後のランチもリゾート内レストランで。フィリピン料理はもちろん、アメリカン、イタリアン、ラーメンなどもあり!
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- キレイなビーチを独占
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昼間はセブ周辺から多くのショップが潜りに来ますが、朝晩、島内には宿泊者と村人のみ。キレイな景色を独占できる
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- 人懐っこい島の子供たち
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バリカサグに住んでいる住人は約1,000人。
人懐っこく、素朴な子供たちはとてもキュート
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- スノーケリングでもウミガメ遭遇
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思い立ったらリゾート前からすぐにスノーケリング。
ダイビングでなくてもウミガメに逢える
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- サンセットは滞在者のみの特典
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滞在者のみが楽しめるサンセットや夜景。
満天の星空は一見の価値あり!
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- 治安も抜群です
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女性の一人歩きでも問題ない治安の良さ。
ヤシの木に覆われた平坦な道の散策が心地いい~
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- 動物たちも平和そのもの
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島内にはヤギやニワトリが普通に歩いています
人以上にのんびり、穏やかな時間が流れている
こんな方に絶対オススメ!!
「シバダンロス」の貴方に贈る、ダイバーズヘヴン
我々ダイブナビも「次なるシパダン」探しに奔走するも、彼らの期待に応えられる島は見つけられずじまい。 やはりシパダンは別格だった・・・。なかば諦めていた中、昨年ついに見つけました! いや、正確にはバリカサグ自体はずっと知っていたのですが、 まさかこんな好条件のダイバーズリゾートがあるなんて知らなかった訳です。まさに灯台下暗し!
日本ともつながっている村人の暮らし
客室はお世辞にも豪華とはいえないし、シャワーもお湯は出ないなど設備的には最低限のレベルですが、 真の海好き、自然好きにとっての環境は、世界最高峰と言っても過言ではありません。
是非貴方も一度訪れてみてください。
きっとリピーターになること間違いなし!です。