光の芸術・ロタホール
ロタ島は北にテニアン、南にグアムがある山手線内部ほどの小さな島。グアムから30分程度という近距離にありながら、直行便や煌びやかな街並みがない素朴な島のため、 知名度が高いリゾートアイランド、というわけではありません。 それゆえ、手つかずの自然が残り、ダイバーがのんびり過ごすには最高の環境が整っているのです。
ロタ島の名をダイバーに浸透させたのは、圧倒的な存在感を誇るポイント「ロタホール」の存在が大きいでしょう。 大きな横穴から内部に進んで行くと天井が抜け、上からスポットライトのような光が降り注ぐ。 無数のグラデーションが織りなす光景は、見ているだけで心が揺さぶられる圧倒的感動を与えてくれます。
ロタホールは4月~9月頃がホールの真ん中に光が差し込むベストシーズン。 それ以外の時期、光のショーが見られないのはちょっと残念ですが、 10月~3月は乾季にあたり、透明度がさらにアップする時期。 真っ白な砂地に横たわる巨大沈船「松運丸」や、延々と続く砂地が見事な「ジェリーズリーフ」はより輝きを増します。
夏も冬も体験したいロタの海。まだ行かれたことのない方、まずはこれからシーズンに突入するロタホールの光の舞台に上がってみてはいかがですか?