Animals in Galapagosガラパゴス生物情報
ガラパゴスの旅行で野生動物との出会い
ガラパゴスの旅行のハイライトとも言えるのが、野生動物との出会い。孤立した環境下と特殊な地形、気候、そして天敵となるような生物が少ないため、爬虫類、魚類、ほ乳類、植物どれをとっても他の国では見ることが出来ないような固有種の宝庫となっています。大小合わせて100以上の島で形成されており、島ごとに固有の生物が棲みついています。目当ての生物に焦点を当てて、アイランドホッピングをするのもお勧め。
ガラパゴスで見ることのできる生物
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- リクイグアナ
- サボテンを好物とする、陸上に生息するイグアナ。寿命は60年~70年と言われています。バルトラ島、ノースセイモア島、プラザ島、サンタフェ島、サンタ・クルス、サンチアゴ島などで確認できています。
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- ウミイグアナ
- 世界で唯一水中で海藻を食べて生きるイグアナ。30分~1時間程度のかなりの長い時間を水中に潜ることができます。普段は太陽の方角を向き岩場などでじっとしていてあまり動かないですが、人が近づくと鼻から塩水を噴出し威嚇をしてきます。
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- ヨウガントカゲ
- 頻繁に目撃される「ヨウガントカゲ」はガラパゴスに7種類生息しており、それぞれ色や形が異なります。ダーウィン・ウルフを除くほぼすべての島に生息しています。メスに比べ、オスの色が目立つのが特徴。
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- ガラパゴスゾウガメ
- ガラパゴスに生息している固有種。島によって甲羅の形が異なっており、サンタクルス島のダーウィン研究所ではゾウガメが保護されています。サンタクルス島、イザベラ島、サンチアゴ島などで見ることが出来ます。
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- グンカンドリ
- ガラパゴスアメリカグンカンドリ、オオグンカンドリが生息しており求愛のシーズンにはオスのグンカンドリが胸をぷくっと膨らませるのが特徴的。ノースセイモア島、ヘノベサ島、サンクリストバル島などで見ることが出来ます。
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- アオアシカツオドリ
- ガラパゴスのほぼ全域に生息しており、コバルトブルーの足が特徴的。求愛行動が特徴的で、お互いに口ばしを空に向かって突き上げるような仕草をします。バルトラ島、ダーウィン島、ウルフ島を除いた殆どの地域で確認することが出来ます。
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- ナスカカツオドリ
- バハ・カリフォルニア沖からガラパゴス諸島に分布するカツオドリの1種。ガラパゴスに棲むカツオドリの種の中では最大。生息地はガラパゴスのほぼ全域。
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- ガラパゴスコバネウ
- イサベラ島とフェルナンディナ島にのみ生息する固有種で、絶滅危惧種に指定されています。進化の過程で翼が小さく退化し、飛ぶことが出来なくなったといわれています。個体数は2,000羽と推定されています。
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- カッショクペリカン
- ガラパゴスほぼ全域に生息するペリカンで、港付近など人が多いところでも比較的簡単に見つけることが出来ます。他のペリカンは遊泳しながら獲物を捕らえるが、カッショクペリカンは空中から海へ飛び込んで採食します。
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- ダーウィンフィンチ
- ガラパゴスほぼ全域に生息する固有種で、スズメほどの小さな鳥です、ダーウィンがその嘴に注目し、後に進化論を唱えるきっかけの一つとなりました。嘴の種類により13種に分かれ、かつ捕食方法などが異なります。総称して「ガラパゴスフィンチ」と呼んでいます。
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- アカメカモメ
- 「世界一美しいカモメ」と称されアカメカモメは、主に赤道付近に生息しています。(ガラパゴスはほぼ全域)大きな目を真っ赤な輪で縁取られているのが特徴です。争いを好まず、夜間に行動をとる珍しい種です。若鳥から成鳥になるまでの間はエクアドルやペルーなどで生活し、繁殖期に戻ってきます。
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- ガラパゴスペンギン
- サボテンを好物とする、陸上に生息するイグアナ。寿命は60年~70年と言われています。バルトラ島、ノースセイモア島、プラザ島、サンタフェ島、サンタ・クルス、サンチアゴ島などで確認できています。
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- ガラパゴスアシカ
- ガラパゴスで最もメジャーな野生度遺物の一種で、海岸、ビーチのみならず街中でも生息しています。9月~12月頃が繁殖期となっており、ダイビングやシュノーケルなどでも遭遇率が上がります。
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- オオフラミンゴ
- 固有種ではありませんが、個体数が世界的に少なく、貴重な種。サンタ・クルス島、イザベラ島、フロレアナ島等で確認されています。ガラパゴスでの生息数は500体と推定されています。