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Diving in Esperanceエスペランス ダイビング情報

擬態したドラゴンを探せ!

擬態したドラゴンを探せ!

エスペランスはパースから南に約700kmのところに位置 する街。南極海に面しているため夏時期も比較的涼しく、現地人にとっては避暑地として人気となっています。中でも有名なのがCape Le Grand国立公園に存在する「ラッキーベイ」のいう白砂のビーチ。 歩くと「キュッ、キュッ」と音を立てる鳴き砂で、さらにはカンガルーがのんびり日光浴するビーチです。
のんびりとした雰囲気を漂わせるビーチですが、水中も圧巻。オールドワイフ、ウェスタン・ブルー・デビル等パース近郊で見られる固有種はもちろん、 南極海に面したエリアでしか見ることのできない非常に希少な「リーフィーシードラゴン」「ウィーディーシードラゴン」に遭うことが出来ます。海藻に擬態した彼らを探しているとまるで宝探しをしている気分に。
多くのダイバーはこのドラゴンを見るためにエスペランスを訪れます。冬場は水温20℃を下回ることも多いため、快適に潜るのであれば夏場の12月から2月がオススメ。

エスペランス・シーズナリティEsperance Diving Seasonality

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シーズン 雨季 乾季 雨季
平均最高気温 26.5~32℃ 26.5~32℃ 25~30℃ 23~28℃ 20℃ 19℃ 18℃ 17℃ 18℃ 19.5℃ 21.5℃ 23.5~28℃
平均水温 19℃ 20℃ 20℃ 19℃ 18℃ 17℃ 17℃ 16℃ 17℃ 18℃ 19℃ 20℃
見られる生物 フットボールスイーパー、オールドワイフ、ウェスタン・ブルー・デビル、マグパイパーチ
産卵期 リーフィーシー・ウィーディーシー 産卵期

※あくまでも目安ですピークになる日が前後したり、群れの大きさが変わることがあります

ダイビングシーズン

目的はもちろん、固有種の「リーフィーシードラゴン」。 年間を通してみることが出来るが、南極海に面しているため冬場は水温が20℃を下回ることも。そのため、快適に潜るには夏場の12月~2月がおすすめ。10月~12月の産卵期もおすすめです。

ダイビングスタイル

パースからエスペランスは、陸路で3泊4日かけて行くトリップに参加して辿り着く秘境ポイント。エスペランス市内から東へ 30km 離れたケープ・ル・グラン国立公園内にある”鳴き砂”の「ラッキーベイ」からエントリーします。 ビーチからリーフィーシードラゴンが見られるポイントまで泳いで移動、水深は最大で20mほど。1日2ダイブとなります。

エスペランス モデルスケジュールEsperance Model Schedule

1日目 午前日本発 夜パース着 パース泊
2日目 午前:エスペランスに向けて出発
~途中ウェーブロックを観光~
午後:エスペランス着
エスペランス泊
3日目 ラッキーベイ2ダイブ
~ピンクレイク観光~
エスペランス泊
4日目 「ウォートン・ベイ」ダイブ、または「ラッキー・ベイ」ダイブ エスペランス泊
5日目 午前:パースに向けて出発
夕方:パース着 夜:空路にて日本へ
機中泊
6日目 朝:日本着 -

※直行便利用の場合のスケジュールとなります

エスペランス 見られる生物Esperance Fish Watching

【リーフィーシードラゴン】
【リーフィーシードラゴン】
エスペランスを代表する生き物の一つ、「リーフィーシー ドラゴン」はオーストラリアの南部のみに生息する希少な生き物。体長は平均で約20cm、大きな個体では40cmを超えます。
彼らは海藻そっくりな皮弁が多くついており、擬態するため見つけるのは少々難しく、海藻と違う動きをするものがないか良く目を凝らして観察する必要があります。
産卵期には、メスはオスの皮膚の隙間のくぼみに数百個の卵を産み付け、産卵までの1か月間、オスが懸命に卵を育てます。
【ウィーディーシードラゴン】
【ウィーディーシードラゴン】
リーフィーシードラゴン同様、オーストラリア南部にのみ 生息するもう一つのドラゴンが「ウィーディーシードラゴン」。曲がった腰、茶色い体に白い斑点を持つ彼らはより個体数が多く、容姿が目立つため比較的見つけやすいです。
個体の大きさもリーフィーシーより大きい場合が多いです。ストローのような細い口先で小さな甲殻類などを吸い込むのが彼らの捕食スタイルとなっています。
かつてダイバーによって乱獲されていたため個体数が減少し、リーフィーシーとともに準絶滅危惧種として登録されています。
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