エスペランスを代表する生き物の一つ、「リーフィーシー
ドラゴン」はオーストラリアの南部のみに生息する希少な生き物。体長は平均で約20cm、大きな個体では40cmを超えます。
彼らは海藻そっくりな皮弁が多くついており、擬態するため見つけるのは少々難しく、海藻と違う動きをするものがないか良く目を凝らして観察する必要があります。
産卵期には、メスはオスの皮膚の隙間のくぼみに数百個の卵を産み付け、産卵までの1か月間、オスが懸命に卵を育てます。
Diving in Esperanceエスペランス ダイビング情報
擬態したドラゴンを探せ!
エスペランス・シーズナリティEsperance Diving Seasonality
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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シーズン | 雨季 | 乾季 | 雨季 | |||||||||
平均最高気温 | 26.5~32℃ | 26.5~32℃ | 25~30℃ | 23~28℃ | 20℃ | 19℃ | 18℃ | 17℃ | 18℃ | 19.5℃ | 21.5℃ | 23.5~28℃ |
平均水温 | 19℃ | 20℃ | 20℃ | 19℃ | 18℃ | 17℃ | 17℃ | 16℃ | 17℃ | 18℃ | 19℃ | 20℃ |
見られる生物 | フットボールスイーパー、オールドワイフ、ウェスタン・ブルー・デビル、マグパイパーチ | |||||||||||
産卵期 | リーフィーシー・ウィーディーシー | 産卵期 |
※あくまでも目安ですピークになる日が前後したり、群れの大きさが変わることがあります
ダイビングシーズン
目的はもちろん、固有種の「リーフィーシードラゴン」。 年間を通してみることが出来るが、南極海に面しているため冬場は水温が20℃を下回ることも。そのため、快適に潜るには夏場の12月~2月がおすすめ。10月~12月の産卵期もおすすめです。
ダイビングスタイル
パースからエスペランスは、陸路で3泊4日かけて行くトリップに参加して辿り着く秘境ポイント。エスペランス市内から東へ 30km 離れたケープ・ル・グラン国立公園内にある”鳴き砂”の「ラッキーベイ」からエントリーします。 ビーチからリーフィーシードラゴンが見られるポイントまで泳いで移動、水深は最大で20mほど。1日2ダイブとなります。
エスペランス モデルスケジュールEsperance Model Schedule
1日目 | 午前日本発 夜パース着 | パース泊 | |||||||||
2日目 | 午前:エスペランスに向けて出発 ~途中ウェーブロックを観光~ 午後:エスペランス着 |
エスペランス泊 | |||||||||
3日目 | ラッキーベイ2ダイブ ~ピンクレイク観光~ |
エスペランス泊 | |||||||||
4日目 | 「ウォートン・ベイ」ダイブ、または「ラッキー・ベイ」ダイブ | エスペランス泊 | |||||||||
5日目 | 午前:パースに向けて出発 夕方:パース着 夜:空路にて日本へ |
機中泊 | |||||||||
6日目 | 朝:日本着 | - |
※直行便利用の場合のスケジュールとなります
エスペランス 見られる生物Esperance Fish Watching
【リーフィーシードラゴン】
【ウィーディーシードラゴン】
リーフィーシードラゴン同様、オーストラリア南部にのみ
生息するもう一つのドラゴンが「ウィーディーシードラゴン」。曲がった腰、茶色い体に白い斑点を持つ彼らはより個体数が多く、容姿が目立つため比較的見つけやすいです。
個体の大きさもリーフィーシーより大きい場合が多いです。ストローのような細い口先で小さな甲殻類などを吸い込むのが彼らの捕食スタイルとなっています。
かつてダイバーによって乱獲されていたため個体数が減少し、リーフィーシーとともに準絶滅危惧種として登録されています。
個体の大きさもリーフィーシーより大きい場合が多いです。ストローのような細い口先で小さな甲殻類などを吸い込むのが彼らの捕食スタイルとなっています。
かつてダイバーによって乱獲されていたため個体数が減少し、リーフィーシーとともに準絶滅危惧種として登録されています。