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確実、そして間近でジンベエザメに出逢える海「オスロブ」

フィリピン・セブ島の南端にある街・オスロブ。そこにジンベエが多い日には数十匹も現れるという。
透明度の高い海で水深も浅め。そんな海域でほぼ100%見られるという奇跡の海です。
スノーケルはもちろん、ダイビングでジンベエザメに出会えるスポットは世界唯一無二!!
今までジンベエザメ運のなかった方、写真をじっくり撮りたい方、間近でその姿を見たい方!一度、その迫力を体感してみて下さい。
宿泊ホテルもフライトもDIVENAVIなら自由自在です。

世界有数のジンベエダイブサイト「オスロブ」

  • オスロブ ダイビング
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奇跡の海「オスロブ」
って一体どんなところ?
「オスロブ」は、セブ島の最南端に位置する小さな街。 セブ市内からは車で3時間半ほどの場所にあります。 街は非常に自然豊かな環境で、小さな漁村的なのどかな雰囲気が感じられます。

そんな素朴な街が沿岸からわずか100 mほどの距離に3~6匹、多い日にはなんと14匹もの ジンベエザメが集結するスポットとして注目を集め、 ダイバーはもちろん、スノーケラーや船上からジンベエウォッチをする観光客まで 多くの人が集まる場所へと変貌を遂げました。

ジンベエザメが集まる理由は餌付け。賛否はあるかも知れませんが、 気になる方は次の章に掲載している現地ダイビングサービス Pcom DreamのYOSHIさんのコメントを読んでみて下さい。 ジンベエザメが与える餌に依存していないということがわかると思います。

オスロブの海中は透明度も比較的高く水深も浅いため、大迫力のジンベエザメの姿を間近で見ることができます。 しかも、スノーケルだけでなくスクーバでも潜ることができるので、じっくりと観察、撮影をすることが可能です。 彼らの姿を間近で見て、その息吹を体感することにより、ダイビングはもちろん自然環境への考え方も変わるかも知れません。
オスロブはそういう場所なのです。

なぜジンベエザメはオスロブに集結するのか?

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現地サービス「Pcom Dream」YOSHIさんに聞く
「ジンベエザメが集まる真相」
セブの南端オスロブのタナワン村には昔から時々ジンベエザメが訪れていました。 漁師は少数のオキアミを使い魚を釣っていたのですが、 そのオキアミを求め近年頻繁に訪れる様になりそれをきっかけに、 市が管理し研究者も含め色々なルールを作り2012年に解放しました。 今では世界中からジンベエザメを見に大勢の人が訪れています。

オスロブと聞くと「餌付けされているジンベエザメ」と言う印象を間違って持つ方が多い様なので ここに研究者として一筆認めたいと思います。餌付けによりオスロブに居着いて居るのではありません。 2012年よりオスロブに訪れるジンベエザメの個体識別を開始し現在も継続していますが現時点で300個体を超えていて、 この内4~15匹くらいが入れ替わりながらオスロブに訪れ朝6時頃集まり始め10 時頃には段々と沖に帰って行きます。 1ヶ月に10日も来る個体から1年に1回しか来ない個体まで様々です。 6mクラスのジンベエザメは1日25kg程のプランクトンを必要とし補食して暮らしています。 8mクラスの成魚でしたらその量はもっと必要でしょう。
しかし、オスロブでは1 匹に付き大きさに関係なく2.5kgと定め、その範囲で自然のオキアミをあげています。 ジンベエザメはオスロブを離れた後でも残りの90%を自然の中で補食しなければなりません 必要量の10%にも満たない量ですから依存度は当然低いと考えられます。
また非常に関心深いのは同じ様なオキアミを使った漁はこの地域で広く行われているにも関わらずタナワン 以外の場所にジンベエザメは来ません。これはどうゆう事なのでしょう? ドンソールを始めとしかれこれ12年程ジンベエザメの行動を研究して来た経験を元に推測すると、 タナワンの極近くに豊富な餌場があり、また回遊コース内でU ターンする場所にタナワンが位置するのではないかと思っています。

オスロブで見られジンベエザメは水族館の様に飼われたジンベエザメではなく野生のジンベエザメです。 野生のジンベエザメを高確率で見れ、長い時間一つの個体を観察出来る場所は世界にここしかありません。 簡単に言うと餌付けで居着かせているのではなく、餌をあげる事により引き止めて、その間に人が観察すると言った方が正しい。 ジンベエザメに取っても不利益な事は無く、生態系を守りつつ多くの人がジンベエザメを見る事が出来る理想的な環境だと思います。 偏見を持たず訪れてご自分目で確かめて頂いたらどうでしょう? 野生なのでとても綺麗な体をしたジンベエザメばかりです。

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